これは何か
同じ曲の
2種類のミックス(マスタリング前後、EQ違い、書き出し設定違いなど)を、
再生位置をそろえたまま瞬時に切り替えて比較するためのツールです。
音声ファイルはブラウザの中だけで処理され、どこにも送信されません。
基本の手順
- 上の2枠に、比較したい音声ファイルをミックスA/ミックスBとして読み込みます(クリックまたはドラッグ&ドロップ)。
対応形式:wav / mp3 / AAC(.m4a・.aac)/ flac / ogg(Chrome・Edge・Firefox で動作確認済み。ブラウザが再生できる形式はそのまま読み込めます)
- ▶ 再生(または Space)で再生します。
- 再生したまま 1 と 2 を押してA/Bを切り替えます。再生位置は保たれるので、同じ瞬間の音を直接比べられます。
- 気になる箇所は I(ループ開始)と O(ループ終了)で区間ループにすると、切り替えながら何度でも聴けます。
比較を公平にする仕組み
- ラウドネスマッチ:音量差だけで「良く聞こえる」錯覚を防ぐため、音量の大きい側を小さい側に自動でそろえます。純粋に音質だけを比べたいときは有効のままにしてください。
- 自動位置合わせ:2つのファイルの頭の無音長が違う場合でも、波形の相関からズレを検出して自動補正します。うまく合わないときは「B補正」に手動でミリ秒を入力できます。
- A/B差分ヒートマップ:波形の直下の帯で、2つの差が大きい区間ほど明るく表示されます。どこを聴くべきかの当たりをつけるのに使ってください。
もっと細かく比べる
- ミックス比スライダー:AとBを連続的に混ぜます。中間位置にすると差分だけが際立って聞こえることがあります。
- 周回ごとにA/B交互:ループ1周ごとに自動でA→B→A…と切り替えます。手を動かさずに聴き比べられます。
- 3つ目の音源(ミックスC):A/Bの枠の下の「+ ミックスCを追加」から読み込むと、3つを同じように切り替えて比べられます(3/C でC、ブラインド中のXは 4/X)。ファイルを2〜3個まとめてドロップすると、ファイル名順にA・B・Cへ読み込みます。
ミックス比スライダーは「直前に聴いていた音源」と「今選んだ音源」の2つを混ぜます(組み合わせは左の欄でも選べます)。周回ごとの切替は A→B→C の順、差分の帯は A/B・A/C・B/C の3本になり、ABXは3択か、2つを選んだ2択で行えます。Cの枠の「× 外す」で2音源に戻ります。
「本当に聴き分けられているか」を確かめる
思い込みを排除したいときは、下部の
ABXブラインドテストを使ってください。
正体を伏せた「X」がAとBのどちらかで再生されるので、それを当てます。
全試行を終えると正解数とp値が出て、
p < 0.05 なら偶然では説明できない=実際に聴き分けられている、と判断できます。
うまくいかないとき
- ファイルが読み込めない:ブラウザが対応していない形式の可能性があります。wav か mp3 に変換してお試しください。
- 音が出ない:OS側の出力デバイスと、右上の「音量」スライダーを確認してください。
- A/Bがずれて聞こえる:「自動位置合わせ」を有効にするか、「B補正」にミリ秒を直接入力してください。